2012年06月17日

(A-3)シェラーグボルテン(Kjeragbolten)の上に立ってみる(スタート編)

こんにちは、みなさん。いかがお過ごしでしょうか?
だいごろうです。

さて、今回は一日目。シェラーグボルテン(Kjeragbolten)を目指してのスタートです。
起床時間は4時。日の出は4時半くらいですがもう回りは明るくなっています。というか、もしかしたら一晩中たいして暗くなってないのかもしれません。
 持参した携帯用コンパクト湯沸し器(本当に原始的な投げ込み式)でお湯を沸かし、インスタント豚汁とパックのご飯が朝ごはんです。(実は、昼ごはんもそうなってしまうのですが) 電子レンジなんていうしゃれたものはないので、ご飯は気持ちだけ湯煎してあとはもう豚汁の中に投入。ちょっと貧相な朝ごはんですが、やはりご飯を食べるとパワーが違います。
結構気に入りました。たぶん1.4Lのターボエンジン。さすがに出力は控えめ。(気分だけでしょうか?)
 シェラーグのスタートとなる駐車場に向けて出発です。


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グーグルマップによれば約2時間で到着予定。プレーケストーレンの宿を予約する際に道のこともちょっと聞いてみたのですが、その返事ではスタバンゲル空港からLysebotnまでは車で約2時間半とのことでした。ホテルのフロントでチェックアウトというかカードキーを返却しすぐに車に乗って出発準備。カーナビをセットし道を確認。でも実は朝食準備に時間がかかったので5時半出発になりました。市街地は最初は道がわかりにくかったものの、ここもカーナビでうまくクリア。ものすごしょぼいポータブルのカーナビですが、よくわからない異国の地ではきわめて強力なツールになります。もちろんこれがあったとしても何度か道を間違うわけですが、現在地がわかるので間違ったことがすぐにわかる。そしてすぐにリカバリー。実際今回も宿泊先からKjeragboltenの入り口駐車場までに2回ほど道間違えましたが、すぐに気がついてリカバリーできました。
 ちなみに間違えたのはまずスタート直後。大きな道に入るために細い道を進むのですが大きなスーパーのようなところの荷捌所みたいなところに入れとカーナビの指示。きっとその近くに別の道があるだろう思って直進したら、実は本当に荷捌所みたいなところを通過するルートでした。
もうひとつは、バイパスの入り口で細い道を見落としてしまい、二つ目の道というのを三つ目の道を曲がってしまったことでした。もちろんどちらもすぐに気がついたので大事には至りません。
のどか・・・ルートはのどかな風景が続き対向車もほとんど来ません。時々牛やら羊やらが鳴いています。気持ちよい風景でした。
FV45と書いてある主要道はずっとそんな感じでした。たぶん日本で言う地方の国道クラスだと思います。いちおうほとんどセンターラインもあり制限時速も80Km/h以上の高めの設定でした。また、レンタカーを借りるときに、空港からの道は有料道路だけどオートパスというETCみたいに自動的に課金されクレジットカードに請求されるようになっているシステムがついているから気にせず進んでいいよといわれていたのですが昨日は通過しませんでした。そのシステムがやっとFV45にありました。普通に進めば何の問題もなくクリア。気にすることもありませんでした。しかし、そんなのんびりムードもFV45を超えてFV975あたりから変わってきます。そして決定的に変わったのはLysebotnはこっちという標識に従いFV986に入ったときからでした。
 このFV986は途中からFV500と名前を変えますが、スタートの駐車場行くまでの最後の約25キロの区間です。景色がいいということで楽しみにしていた区間なのですが楽しみ以上にドキドキでした。まずこの区間。ほとんどセンターラインがありません。そして、FV500と道の名前が変わったころからますます雲行きが怪しくなっていき、ますます雪が深くなっていきます。道路はきれいに除雪され、濡れているところもほぼないので問題はないのですが、周りに積もった雪がすごい。ひどいところは高さ3m以上の雪の壁にはさまれているような状態。日本にも似たような観光名所があったと思いますが、まさかこれを自分で運転することになろうとは思ってもいませんでした。おまけにこのころには、すれ違うのがやっとの区間よりもすれ違えない(離合できない)区間のほうが長い。日本の田舎道とほぼ同等です。写真に撮りたかったのですが、かなり道が狭くちょっとだけでも車を止める場所もなく、またかなり曲がりくねっていてまったく見通しが立たないところだったので車を止めることはあきらめました。景色は確かにきれいでしたよ。これが助手席からなら最高だったと思います。とはいえ、時間的なこともあってだと思いますが、この区間で一台の車ともすれ違わなかったのはただただラッキーでした。
 
 そうこうするうちに、ドキドキ感満点のドライブも終わりついに目的の駐車場が見えてきました。この時点で精神的かなり疲労していましたがここでいったんリセット。ちなみに到着は7時半でしたので約2時間でつきました。駐車場に入ると駐車券の自動販売機があります。普通の車は80NOKとあったので買おうと思ったのですが、なんとコインしか受け付けない自販機。仕方がないので駐車場に併設の(いや、駐車場が併設なのかもしれません)ドライブインと観光案内所に行って見ますが・・・しまっています。誰もいません。結局ここから約7.5Km離れたLysebotnの町まで両替に行きます。

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この道も有名な道だそうです。たしかに山道がすごいということだけでなく途中のトンネルの真ん中にヘアピンカーブがあるんです。また違う意味でドキドキしながら道を下っていきます。下調べでトンネルの中にほぼ180度曲がるカーブがあることを知っていたので驚きはしませんでしたがやっぱりドキドキです。ドキドキ区間も終わりLysebotnの町。B&B兼レストランといったような看板の店があったので立ち寄って見ます。

・・・誰もいません。

ハローと、叫んでみます。

・・・

あきらめて次を探します。

次はキャンプグラウンドとユースホステルが一緒になったようなところ。
管理棟を見つけて入ってみます。

・・・誰もいません。

ハローと、叫んでみます。

・・・

あきらめて次を・・・とおもったら隣の棟に人がいます。
どうもランドリールームで洗濯をしながら朝ごはんを食べている人たちを発見。

だ:「おはようございます。この辺で両替できるところをご存じないですか?」
洗濯:「あ、おはよう。シャワーを浴びたいの?」
(ここのシャワーはコイン式らしい)
だ:「いえ、駐車場がコイン式なのでそこで使いたいんですよ。」
洗濯:「いや、実は俺たちもシャワーを使いたくて両替したいんだけど誰もいないんだよねぇ。」
だ:「ええっ。そうなんですか。」
洗濯:「管理人はどこに行ったんだろうねぇ・・・」
だ:「そうですか、ちょっと無理そうですね、どうもありがとう。」
洗濯:「じゃ、きをつけてね。」

と、言う会話が・・・

次はもうフェリー乗り場です。
ここで誰かに出会えないと、この先にはもう何もありません。というかもう海です。
フェリー乗り場のオフィスが開いていないか探してみます。

・・・誰もいません。

ハローと、叫んでみます。

・・・

あきらめました。


もう完全にあきらめてさっきの山道を今度は登って駐車場に向かいます。
ヘアピンカーブのトンネルはやっぱりドキドキです。
駐車場について券売機の表示をよく読むと普通車は80NOK。もし券を買わずに駐車場にとめると300NOKの罰金と書いてあります。逆に言うと300NOKですむなら、もう迷うことなく車を止めてスタートです。と思っていたら、駐車場の奥のほうに人影が。もしやと思っていってみると地元の人が止めていたトレーラーを回収しにきているようでした。そこでまた聞いてみます。

だ:「おはようございます。すいませんが紙幣を硬貨に両替できませんか?」
地:「ん?ごめんちょっとできないよ。何にいるの?」
だ:「あ、ここの駐車場の券売機は紙幣じゃだめなんですよ。」
地:「ん?駐車場?あ〜ここは今フリーだよ
だ:「えっ?」
地:「わっはっはっ。シェラーグボルテンにいくのかい?気をつけてね。」
だ:「ありがとう、がんばってきます。」

どうも、まだ季節ではなかったようで、この駐車場を管理する人も、ドライブインの人も来ないようでした。事実、昼にこの駐車場に戻ってきたときも、ドライブインも観光案内所も閉まったままで誰もいませんでした。
 ただで止められるならそう書いておいてくれ・・・おかげで出発が50分も遅くなった・・・(涙)

(しかし、この50分遅れたおかげで、見つけ切れなかったシェラーグボルテンの上に立つことができました。人間万事塞翁が馬ですねぇ。)

気を取り直して本当にスタートです。


posted by だいごろう at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | チャレンジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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